この数年間を振り返ってみて、
「人」「組織」のことをここまで深く一緒に考えてくれるパートナーに出会えたのは本当に大きかったと感じています。
「辞めていく30〜40代」からのスタート

最初に石田先生(社会保険労務士法人リライエさん)にお願いしたきっかけは、
30〜40代の一番脂の乗った世代が「この会社で将来が見えない」と言って退職していったことでした。

残業時間だけが理由ではなく、
「自分はこの会社でどうキャリアアップしていくのか」
「どんな役割を期待されているのか」
その“道筋”が見えないことが、大きな不安になっていたのだと思います。

経営者としても「何かがおかしい」とは感じていましたが、
社内だけで向き合うと、「本音」がなかなか出てきません。
そこで第三者として入ってもらったのが先生でした。

本音を引き出し、整理してくれる

最初にやったのは、無記名アンケートとその分析でした。
正直、出てきた声はなかなか手厳しいもので、読んでいて「ここまで書くか」と思う部分もありました。

でも先生からは、

「ここまで書いてくれる会社は、まだ会社に期待している証拠ですよ」
と言われ、気持ちが救われると同時に、
「じゃあ本気で変えよう」と腹が決まりました。

その後は、

働き方改革・評価制度・面談の仕組みづくり

匿名の声を、皆で前向きに議論できる場づくり(ファシリテーション)

管理職・若手向けの研修設計と実施

問題のある社員への指導・退職まで含めた、人事労務の判断サポート

などを、社外のCHO(人事責任者)のような立場で、ずっと伴走してもらっています。

特に、「問題社員」への対応は、経営者だけで判断するとどうしても感情的にもなりますし、法的なリスクも怖いところです。
事実整理から指導の段取り、最後の決断まで、一緒にシミュレーションしてくれる存在は本当に心強いです。

「言いにくいことを言える」文化づくりに効いた

講演でも話しましたが、うちには今、

毎朝の立ちミーティング

月水金の営業ミーティング

火木の製造ミーティング

トラブルメールでの全社共有

など、「失敗や問題を早く吸い上げる仕組み」があります。

これらも、先生とのディスカッションの中で

「いい話だけでなく、失敗やトラブルが上がってくる会社の方が強い」
という前提を共有しながら、少しずつ形にしてきたものです。

若手社員が、
「しんどいです」「今の配置だと自分の強みが活きないかも」
と面談で本音を出せるようになり、
そこから配置転換や仕事の整理につなげていけるようになった背景にも、
先生の継続した研修・面談支援があります。

働きやすさと成長を両立させる仕組みづくり

数字の面でも、ここ数年で変化が出てきました。

有給休暇取得率 80〜90%台

新卒でも「入社初日から有給が使える」ルール設計

働き方改革の取組みが評価され、豊岡市の「安心カンパニー」認定

一度退職した社員が、また戻ってきてくれるケースが増えてきた

こうした「制度」と「文化」の両輪をつくるところを、
法律面だけでなく、経営者の視点に立って一緒に組み立ててくれるのがリライエさんの特徴だと思います。

単に「法令に適合しているか」だけを見るのではなく、
「会社にとって有利かどうか」「現場が運用できるかどうか」まで踏み込んで提案してくれるので、
中小企業の現実に合った、ちょうどいい落としどころが見つかります。

経営者としての本音

中小企業の社長にとって、
一番の関心事はやはり「人・物・金」のバランスです。

その中でも、「人」に投資することは分かっていても、具体的に何から始めればいいか分からない
そんな経営者は多いと思います。

私自身も、

残業削減・働き方改革

評価制度・キャリアパスの整備

問題社員対応

採用と定着・育成

これらを一人で抱えていたら、とっくに心が折れていたと思います。

今は、

「会社の中の“言いにくいこと”を、一緒に正面から受け止めてくれるパートナーがいる」

という安心感があるから、
思い切った投資や挑戦(工場移転・海外展開・新卒採用のチャレンジ)もできています。