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企業型DCとは?―老後の資産形成を支える仕組み

企業型確定拠出年金(企業型DC)は、企業が従業員の老後資金を支援するために導入する制度です。この制度では、企業が毎月一定額の掛け金を拠出し、従業員がその掛け金を運用していきます。特徴的なのは、運用する投資商品を従業員が自ら選択できる点です。

もともとは1980年代のアメリカで生まれ、日本では2001年から導入されました。それ以降、多くの企業がこの制度を採用し、従業員の将来の資産形成を支えています。

運用方法

企業からの掛け金拠出

毎月、企業が従業員のために一定額を掛け金として拠出します。掛け金の金額は企業ごとに決められていますが、場合によっては従業員が追加で拠出する「マッチング拠出」が可能な場合もあります。

個人での投資商品選択

拠出された資金は、従業員個人の専用年金口座に積み立てられます。その後、従業員自身が株式や投資信託、定期預金などの金融商品から、自分のライフプランやリスク許容度に合ったものを自由に選んで運用します。

運用と受け取り

運用の成果はすべて従業員個人のものとなり、老後にその資金を受け取ります。

会社にとってのメリット
メリット①
社会保険料の負担軽減

役員さんや従業員さんの社会保険料の負担が減ると、会社の負担も同時に軽くなる仕組みです。

メリット②
掛け金全額を損金として計上できる

退職一時金を社内で引き当てて準備していた場合、その金額は経費として計上できません。しかし、企業型DCに掛け金を拠出すれば、その全額が経費となるため、節税効果が生まれます。

メリット➂
福利厚生の充実

従業員さんの働く意欲や満足度が高まります。その結果、優秀な人材の確保や離職率の低下にもつながり、会社全体の魅力が向上します。

メリット④
転職先として選ばれる理由に

厚生労働省の調査によると、2023年3月時点で約4万2000社が企業型DCを導入しています。
しかし、その多くは大企業であり、中小企業での導入率はわずか2%程度にとどまっています。

導入することで、優秀な人材から選ばれる会社になることができます。

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導入までのながれ
無料相談にお申し込みください

無料相談では、 貴社のご希望や現在の状況をお伺いし、企業型DC(確定拠出年金)制度の設計に向けたヒアリングを行います。

制度設計と必要書類

初回の無料相談後、企業型DC(確定拠出年金)の導入が決定しましたら、詳細な制度設計の確認と、厚生局への申請に必要な書類についてご案内いたします。

企業DCの制度説明会

会社では研修(投資の勉強会)を開いて、従業員のみなさまこれらの知識や考え方を身につけてもらう取り組みを行います。

企業DCの仕組みを理解することで、仕事へのやる気が高まります。

企業DCスタート

企業型DC(確定拠出年金)は、申請書類の準備から最短5カ月で導入が可能です。

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株式会社働きたくなる会社研究所のご紹介
株式会社働きたくなる会社研究所 代表
石田 隆利
社会保険労務士

2009年に兵庫県朝来市(人口30,000人弱)で開業。

~なくす、職場から人の悩みを。増やす、職場に安心を~を経営理念に、地方にも働きたくなる会社を増やすため、士業の枠を超えた事務所を目指しています。
 労務トラブル予防に強い社会保険労務士として、地域最多の顧問数やスタッフ数となるも、自社で一斉退職を経験。
 その危機を乗り越えた経験を元に「はたなる人事講座」を独自開発し、人に悩む経営者を助けたいと、地方の人事に特化して全国をオンラインで対応。

 株式会社船井総合研究所や株式会社アックスコンサルティングなどでの全国開催セミナーや、業界全国紙にも多く取り上げていただいており、人事労務に関する著書も共著合わせて4冊出版。国家資格10種合格、研修受講者数延べ9,000名を超える。自社独自のスキルでなく価値観を主にした「はたなる研修」を軸にした採用・定着・成長の支援で、お客様に安心して本業に集中いただき、地方にも働きたくなる会社が増えることを目的に営業しております。